古い技法

現代住宅とは違い、昔からある神社やお寺などの古い木造建築物は宮大工が作っていました。 世界で一番古い木造建築と言われる法隆寺は1300年前に建てられたものですが、メンテナンスをしているとはいえ、今なお当時の木材が使われた建物として世界的に注目されています。 現代住宅は木造住宅でも50年から100年ぐらいは問題なく住めると言われていますが、その10倍以上も長持ちする法隆寺を始めとする昔の木造建築物は宮大工が作ったものです。 現代では少なくなったとはいえ、宮大工は重要な仕事をしています。それゆえ、宮大工は若い人からも人気がある業種の一つになっているのです。ところが、宮大工にはあまり知られていない大きな問題があるのです。

宮大工で問題とされているのは、後継者が少ないという問題です。これは、誤解を恐れずに言うと後継者が少なくて問題になっているのではなく、後継者はいるけども仕事がないというのが現状なのです。 特に全国でも有名な宮大工は仕事が回ってきますが、そうでなければあまり仕事が回ってこないためなりたくても生活が成り立たないことがあるという点で問題になっているのです。 もちろん、会社によって違いはあります。寺社関係の修理を行っているしっかりとした会社であれば生活は十分にできるでしょうが、なかなか採用されにくいという問題もあります。 逆に仕事がさっぱりないところもありますので、理想だけで進めるのではなく、事前に多くの情報を得ておくことが重要になるのです。